賞味期限間近の実質値引きとは!?
2019年6月11日から、ついにローソンで『賞味期限間近の実質値引き』が始まる。
対象商品、お弁当やおにぎりには、あらかじめシールが貼られ、午後4時以降に購入した商品には10%のポイント還元がされる。
しかし、実際に自分に還元されるのは5%のみ。
ドコモのdポイント、もしくはポンタカードにポイントが還元さる仕組みになっている。
残りの5%は子育て支援などに寄付をされるらしいが・・・
今回、この値引きは沖縄県と愛媛県内の450店舗の一部で試験的に実施される。
8月末まで食品ロス削減がどの程度されるか検証し、全国への展開を検討している。
セブンイレブンでも秋から、賞味期限間近のお弁当やおにぎりを割引する発表をしているが、同じくポイント還元で、対象のポイント還元はnanacoのみだ。
現金ではなくポイント還元
しかし、なぜポイント還元のみなのか?
賞味期限間近のお弁当500円分を買って、5%還元で25円・・・
それで本当に大きな廃棄ロス削減につなげられるのだろうか?
コンビニの廃棄量は全国のコンビニで計算すると1日に384トン~604トンもの廃棄がされている状態だ。
安くなるのは、人によっては興味が無かったり、新しいものがよかったり、嬉しいと思う人もいたり、様々だと思う。
だが、私の見解では実際にはその場で値引くから、お会計時に安いと感じ嬉しく思うものではないのだろうか?
ローソンはdカードのiD決済とポイントカード提示を同時に行えばそれぞれに1%ずつポイントが貯まり、さらにdカード決済時にはローソンの合計お買い物金額が3%OFFになる仕組みになっている。
明細を細かく確認しないと、正直忘れているし、ポイント還元されてる感じはあまりしないかもしれない・・・
今回の5%還元も、実際に還元されてるときには忘れているか、面倒で確認しない人も多いかもしれない。
更にセブンイレブンのnanacoに関しては他にどこで使えるの?と思うくらいあまり需要が無いように思えてしまう・・・。
まあ、確実にポイントは還元され、増えているのは確かなんだろうが・・・
例えば、最近世間を賑わせたPayPayは、決済完了後にはこんな画面が出る。
何回か、使ってみた感想は、やはりすごく嬉しいものだ。
こうやって、目に見えた割引や還元は、人の気持ちを高揚させるテクニックが詰まっている為、また利用しようと思わざるを得ない!
スーパーなどは夜になると20%OFFなどのシールを貼りだし、さらに閉店間近になると半額シールを貼りだす。
なぜか、その時間は客も多めになり、まさにその半額商品を狙って来店してくる人たちなのだろう。
少し出遅れれば、もう何も残ってない・・・なんて残念な結果になるくらい多くの人が半額シールを狙っているものだ。
食品ロス問題が深刻になってる中、コンビニでは今まで実現しなかった還元割引に乗り出したことは大きな一歩となっただろう。
しかし、秋から還元を実施するセブンイレブン。
6月11日から沖縄・愛媛の一部店舗で実施するローソン。
ポイント還元されて、いつポイントが付与されるのか、始まったら私自身が体験してみようと思う。
少しでも多くの食品ロスの削減につながればいいのだが・・・。