富山県はコロッケ天国!人気の珍しいコロッケ
昔から定番の揚げ物と言えばコロッケ!
現在では、ご当地コロッケが大人気で、サービスエリアや道の駅では独自の食材を使って、そこでしか食べれないコロッケがたくさんあります。
ご当地コロッケ、その数は500種類以上!
これだけの数のバラエティ豊富なコロッケが全国には誕生しています。
また、コロッケは買ってすぐその場で食べられるのも魅力の一つです。
そんな中、コロッケ天国と言われる場所が富山県の高岡市です。
新説!所JAPANで放送していた、富山県のコロッケをご紹介します。
最後にお惣菜で買って時間が経ちシナシナになってしまったコロッケを完全復活させる裏技もご紹介します。
富山県のコロッケ
富山県のコロッケは、バラエティ豊富!
スーパーに行けば、1個23円という激安な価格で販売しており、1日に1,300個も売れるという超人気のコロッケ!
富山県の高岡市では、高度成長期に大型工場が進出したため、人手不足を補うため、多くの女性が働きに出ていました。
共働きが多い家庭では、夕食に簡単で安価で買えるコロッケが重宝されてきたお惣菜だったそうです。
2000年のコロッケの消費量は日本一となり、今でもその頃のままの価格でコロッケが売られています。
富山県と言えば、ご当地ラーメンの「富山ブラックラーメン」が有名。
【メール便発送送料無料生ラーメン】富山ブラックラーメン ご当地ラーメン
濃口醤油と黒コショウが効いた塩辛いスープが特徴のラーメンです。
このラーメンにコロッケを浸して食べるのが高岡流の食べ方です。
コロッケに塩辛い醤油スープが絡んで、何とも言えない味わいだとか・・・
2013年、全国コロッケフェスティバルではブラックラーメンのスープを使用した「ブラックコロッケ」が日本一のコロッケに選ばれたほどです。
ほうれん草とチーズのコロッケ
ジャガイモと肉は一切使わず、作られたコロッケです。
■ほうれん草をフードプロセッサーでペースト
■2種類のチーズ、インドチーズとミックスチーズ
■インドカレースパイス
これらをよ~く混ぜ合わせ、形を整えパン粉を付けて高音の油で5分揚げれば、緑色の色鮮やかなコロッケが完成です。
インドカレーの風味が広がりチーズのトロトロがたまらないコロッケです。
レッドコロッケ
コロッケの消費日本一と言われる高岡市では、コロッケカフェも存在しています。
明太子や栗きんとんなど、変わったコロッケが12種類以上あり、コーヒーのお供にコロッケです。
その中でも大人気のコロッケが「レッドコロッケ」
■バターと塩コショウで、ピラフのように炊き込んだご飯にケチャップを合わせる
■甘辛く煮たチキンととろけるチーズを包み込む
形を整え、パン粉を付けて180℃の油で揚げれば完成です。
チキンライスのようなご飯に甘辛いチキンとチーズが合わさった絶品コロッケです。
塩昆布コロッケ
富山県では、昆布の消費も日本一です。
昆布は至る所で使われ、パンや餅・焼きそばともコラボされています。
■ふかして粗く潰したジャガイモに、炒めた玉ねぎと牛肉を合わせる
■塩昆布を混ぜて、溶き卵・パン粉を付けてきつね色になるまで揚げる
味付けは一切不要、塩昆布のみの簡単コロッケです。
ソースも不要で、そのまま食べるのが一番おいしいコロッケです。
お惣菜のコロッケ裏技復活術
お惣菜のコロッケと言えば、いざ食べる時には衣がシナシナになっていて、美味しさが半減してしまいます。
電子レンジは衣のサクサク感は復活しないので、オーブントースターを使うとサクサク感は復活します。
・・・しかし、ただオーブントースターを使うだけではジャガイモの水分が蒸発し種と衣の間に隙間が出来てスカスカのコロッケになってしまいます。
衣もはがれやすくなり、具もパサパサです・・・。
一瞬のひと手間で、劇的に復活させる方法は
ボウルに水を入れ、一瞬コロッケを水にくぐらせるだけ!
その間、わずか0.15秒!
ほんの一瞬ですが、確実にコロッケ全体を水にくぐらせます。
※実際けっこうビショビショです。
水に浸したコロッケをオーブントースターで約4分焼くと完成です。
揚げたてのコロッケのパン粉には空洞があり、その空洞がサクサク感を生み出しています。
時間が経つと、その空洞にぬるくなった油が入り込み、それがシナシナの原因です。
水を通すことで、浸透圧で水が油を押し出し、空洞へ。
トースターで温めると水が蒸発して再び空洞が生まれるので、サクサクのコロッケに復活します。
このやり方でオーブントースターで焼けば、具もパサパサにならず、断面も隙間が出来ず揚げたてのコロッケのように美味しく食べられます。
まとめ
今でこそ当たり前のコロッケは、最初はジャガイモではなかったそうです。
明治初期、洋食文化と共にフランスから「クリームコロッケ」が伝わったのが最初のコロッケです。
しかし、当時の日本では乳製品の扱いに不慣れで、柔らかいものを揚げ固める技術もなかったため、家庭に定着しなかったそうです。
大正から昭和にかけて、ジャガイモが大量生産されたことで、日本人に合うジャガイモコロッケに作り変えたのが、現在のコロッケです。
コロッケは、自由自在の揚げ物です。
家庭によっても、アレンジ豊かなコロッケが数多くあるように、こんな材料でも!?と思うものでも、コロッケのように揚げてみたら、意外と美味しいかもしれません。