インフルエンザに感染しない為に必要な免疫力の向上!
インフルエンザは10人に1人!
たとえ予防接種をしたとしても、重症化を防ぐだけなのでインフルエンザにかからないわけではありません。
飛沫感染では、インフルエンザにかかっている人がくしゃみをすると、最大3メートルまで飛び散ります。
接触感染では、感染している人の手を介して感染します。
やはり、職場や電車の中では、感染が拡大するのは必然です。
インフルエンザウイルスを鼻や口から吸いこむと喉の奥の細胞膜に入り込み感染しますが、同じ空間にいても、移る人・移らない人がいます。
同じ空間にいながら移らない人は、免疫力が高い人です。
今回はインフルエンザにかからない免疫力を高める方法をご紹介します。
免疫力
免疫力とは、病気を跳ね返す力です。
「免」…免れる
「疫」…病気
免疫細胞は24時間体制で身体をパトロールし、ウイルスや細菌を撃退してくれます。
免疫力が高い人は感染症にかかりにくいですが、免疫力が低い人は感染しやすくなります。
毎日の日常生活が重要で、その生活スタイルで感染しやすい・感染しにくいが分かります。
免疫力を高めるために重要なのは血流で、そのポイントは5つです!
①質の良い睡眠
睡眠中は身体がリラックスした状態なので、血流が良くなり免疫力がアップします。
しかし現代に多いのは、寝る前にスマホを見ることです。
これが免疫力を低下させてしまっています。
眠る前のスマホは、画面の光の刺激で身体が緊張状態になります。
血流が悪くなり、睡眠の質も下がるので免疫力が低下する原因となります。
夜中に何度か目を覚ましてしまう人は、寝る前のスマホが原因かもしれません。
質の良い睡眠は免疫力が高まるので、眠る2時間前までにスマホは控えることが大切です。
②適度な運動
適度な運動とは、少しキツイ程度の適度な運動のことをいい、20分~30分ほどのウォーキングや水泳など効果的です。
適度な運動は、免疫細胞が作られる骨髄への血流量が増え、免疫力アップになります。
しかし、ハードな運動は逆効果になります。
筋肉を使いすぎる激しい運動は、筋肉組織にダメージを与え、免疫細胞が集まりダメージを修復しようとします。
その為、免疫細胞の本来の働きであるウイルスや細菌を撃退する力が低下してしまうのです。
激しい運動の後は、身体をゆっくり休ませることが大切です。
③湯船にゆっくり浸かる
上記のように、激しい運動の後にも重要なのが入浴です。
ダメージを受けた筋肉が早く回復し、免疫力が高まります。
激しい運動後だけではなく、日常の疲れも取れるので出来るだけ毎日入浴することが大切です。
おススメの温度は!?
41℃で15分間入浴すると、身体がリラックスし血流が良くなります。
④バランスの取れた食事
免疫を維持するためには、バランスの取れた食事が重要です。
偏った食事は、免疫力が低下します。
免疫細胞の材料
「赤・黄色」の食材は「たんぱく質」です。
鮭や卵焼きなどが、免疫細胞の材料となります。
免疫細胞の保護
「黒」の食材は「ミネラル」です。
海苔や海藻が免疫細胞を保護してくれますが、現代人にとって一番摂取量が足りない食材です。
ラーメンには海苔・お刺身は横に付いてる海藻も食べるなど、積極的に摂ることが大切です。
免疫機能を維持
「緑」の食材は「ビタミン・食物繊維」です。
ほうれん草などの葉物系は、全般的に免疫機能を維持する材料となります。
これらの色がある食材をバランスよく摂り入れることで、免疫力が高まります。
⑤ストレス解消
「病は気から」という言葉があるように、ストレスは大敵です。
免疫細胞の働きを制御するストレスホルモンが分泌され、免疫力低下の原因になります。
趣味やカラオケ・友達とのおしゃべりで改善されますが、大事なのは「笑い」です。
自然に笑うことが、リラックス状態になるので、たまにはお笑い番組などを何気なく見るのもいいかもしれません。
まとめ
会社で何年も働いていると、やっぱり毎年同じように風邪を引いたり、一番にインフルエンザにかかる人って、決まっていますよね・・・。
友達も同様、よく風邪を引いたり、インフルエンザにかかったりする友達が近くに1人はいるのではないでしょうか?
そんな人は確実に免疫力が低い人なので、一度生活スタイルを聞いてみるのもいいかもしれません。
ストレスを改善するだけでも大きく人の免疫力は変わってくるので、まずはストレスを取り除いて、健康な生活を目指しましょう。