37℃を超える気温は危険を通り越した災害警戒レベル
猛暑日、連続記録が続く2020年夏!
いつまで続くのか、体温を上回る危険な温度でちゃんとした対策が出来ず熱中症で搬送される人数が8月10日~16日までの間で、1万2804人という驚異的な人数となっています。
さらに2020年の過去最大気温は埼玉県桐生市で40.5℃を記録しています。
私自身、40℃を超える熱を出したことは記憶に無いですが、38℃の熱を出しただけでもフラフラで動けなくなってしまう状態です。
いったんは8月21日に暑さのピークは修まると言われていますが・・・
日々続くこの気温は生命にかかわる危険な温度として、「災害レベル」と言われています。
人の平均体温
日本人の平均体温は36.89℃前後が平均体温と言われています。
国や時間帯、男女別でも多少の誤差は出てきますが、この36.89前後が日本人の健康的な平均体温と言われています。
体温が上がったり下がったりすることは、たとえわずかな差だったとしても人体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
体温が上がる原因にはいくつか要因がありますが、特に上手に汗をかくことができない場合は身体に熱がこもってしまい熱を放出してくれません。
車内や路面の反射など、日常的に普通にありえる場面で人間の体温は急激に上昇し、体温が40℃を超えてしまう可能性があるのです。
猛暑による災害レベル
災害とは、自然現象や人為的な原因によって、人命や社会生活に被害が生じる事態を指す。 「災害」と呼ばれるのは、人間に影響を及ぼす事態に限られる。
と、言われています。
最近では大雨・台風の時などによく聞く言葉です。
体内の熱を放出できないと、あらゆる身体の機能が異常をもたらし、脱水症状や意識が低下、腎臓・肝臓機能の低下など身体にダメージを与えます。
一度、危険な状態になってしまえば、水分を補給したり身体を冷やしたところで、もう手遅れです。
暑さによって、身体に異常をきたす可能性がある・・・確かにこれは災害レベルなのかもしれません。
水分補給はどのくらい大事なのか
人は常に、何もしていなくても身体から水分が放出されています。
たとえ、2時間家の中で本を読んでいただけだとしても、約50gの体重が減少するほど身体から水分が出ているのです。
皮膚、呼吸、汗、尿や便などから1日に失われる水分量は約2.5Lです。
ましてや、この猛暑の中での汗の量を考えると1日に2Lの水分を補給したとしても、身体は全く満たされることはありません。

水分補給は一気にではなく、こまめにとることが大事です。
少しでも身体に異常を感じたら、無理をせずすぐに病院に行くなどの早期対策をしないといけません。
年々、増すごとに暑さが厳しくなってきています。
この暑さに身体が追い付いていないのも要因の一つです。
現時点では暑さだけでは災害レベルは出されてはいませんが、数年後には自宅から出ないようにと警戒レベルを出される日が来るかもしれません。
こまめに水分補給、体を冷やすなどの対策をして、まずは今年を乗り切りましょう!