カップ麺といえば、カップヌードル!
小さい頃から当たり前のようにあり、そしてそれは今でも愛され続ける不朽のグルメと言ってもいいでしょう。
カップヌードルといえば日清食品ですが、即席麺の始まりとなった「チキンラーメン」がカップヌードル誕生のキッカケとなりました。
日清食品が生み出した、カップヌードルの歴史と、現在のランキングをご紹介します。
Contents
カップヌードル誕生の歴史
カップヌードルの誕生は、1971年!
私もまだ生まれていない時代ですが、そんな頃からカップヌードルは存在していました。
1971年といえば、アメリカ文化が日本に急増していく時代!
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当時、日清食品の創業者がアメリカへ市場視察に行った時に、持って行ったチキンラーメンをバイヤーが紙コップに割って入れて、お湯を入れフォークで食べ始めたそうです。
紙コップとフォークで食べるという斬新さが、開発のキッカケとなり、カップヌードルが誕生したのです。
すぐに食べられるもの、立ったままでも食べられるものとして、日本のファストフード時代の先駆けとなりました。
レギュラーメンバーのカップヌードル
1971年
「カップヌードル」誕生
1973年
「カップヌードルカレー」誕生
1984年
「シーフードヌードル」誕生
この3つはもう当たり前のレギュラーメンバーです。
こんなに昔から、この3つは存在していたんですね・・・。
カップヌードルランキング トップ5
1位 カップヌードル
やはり、1位はカップヌードルです。
醤油ベースにペッパーを効かせたスープと、何といっても魅力なのは「謎肉」と言われる四角い肉のようなもの。
謎肉とは、豚肉・大豆・野菜などを混ぜてミンチにしたもので、これが多くのファンを魅了しました。
2009年にこの謎肉を変えて、「コロ・チャー」というチャーシューに変えましたが、復活してほしいと多くのファンからの声があり、元に戻したそうです・・・。
2位 シーフードヌードル
イカの海鮮風味がたまらない、キャベツ・卵・かまぼこが入った、乳白色のスープが絶品のシーフードヌードルです。
2020年10月19日、更にイカの風味をパワーアップさせるために、「ほぼイカ」を追加!
「ほぼイカじゃん!」と思わせる、イカ風味のかまぼこです。
イカの風味が増量して、更に美味しく進化しました!
3位 カップヌードルカレー
野菜の甘み、とろみのあるスープが絶妙のカレーヌードル!
謎肉はもちろん、ジャガイモ・ニンジン・ネギが入っていて、カレーのスパイシーさもちゃんと生かしたコク深い旨さです。
定期的に食べたくなる、お馴染のカレー味ですね!
4位 カップヌードル味噌
3種の味噌を合わせた和風味で、さらに生姜とニンニクをプラスした濃厚仕立てのカップヌードル味噌です。
この味噌ヌードルは、過去に2度も商品化していましたが、3度目が初の大ヒットとなった味です。
1992年、「MISO」というロゴで、チキンとポークを煮込んだ洋風テイストスープに仕上げた味噌でした。
しかし、売れ行きは伸びず・・・
2006年、洋風テイストはそのまま変わらず、ポトフ風のあっさりとした味噌に変更。
しかし、また売れ行きは伸びず・・・
2019年、「MISO」のロゴを「味噌」に変え、洋風テイストを和風に完全変更!
これは、大ヒット!
一時期、売れすぎて市場から消えたと噂される大ヒット商品に変貌したのです。
5位 チリトマトヌードル
1982年に発売されたチリヌードルは、チリのピリッとした辛みとトマトの甘さ・酸味が絶妙に合わさった、スッキリとしたスープ味です。
1982年と、こんなにも昔だったんですね・・・
チリトマトヌードルの人気は絶大で、カップヌードル味噌が発売されるまでは、ランキング4位に位置づいていましたが、味噌に抜かされてしまいました。
消えていったカップヌードルシリーズ
名作たちの陰には、発売されてはすぐ消えていくヌードル達もいました。
その数、なんと200種類!
多くの種類が発売されては、知らぬ間に消えていったのです。
◎ポークチャウダーヌードル
◎カップヌードルビアンコ
◎KING MA-BO
◎シーフード珍種謎肉
◎イタリアントマト
◎メキシカンタコス
◎四川よだれ鶏
◎パクチー香るトムヤンクン
◎ピリッと生姜のグリーンカレー
◎抹茶 抹茶仕立てのシーフード味
◎魚介仕立てのペペロンチーノ
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200種類も調べられませんが、どことなくあったような・・・と、思わせる商品名がありますね。
多くの商品開発をする理由は、話題作りとして発売していますが、やっぱり普通のが良いなと思わせる思惑もあるのかもしれませんね。
※上記のカップヌードルは、まだ販売中のものもあります。
まとめ
1971年、カップヌードル発売から約50年という長い歴史を経て、今でも愛される続ける不朽の作品と言えるでしょう。
そんな昔から存在し、今でも当たり前のように商品棚に並んでいると思うと、偉大さを感じずにはいられません。
始まりから現在まで進化し続け、これからも新しいカップヌードルシリーズに驚かされることになりそうです。
