座りっぱなしによる健康被害とは?座る時間で大きく変る身体への影響と改善策!

日本人が座る時間は1日約7時間、この時間は世界20カ国でトップクラスの長さだと言われています。

世界で比べると日本人は最も長く座っているにも関わらず、コロナの影響で在宅ワークやリモート会議・講義が増加し、座る時間はどんどん長くなってきています。

座っていることの何が健康被害をもたらすのか分かりづらいですが、座りすぎは、世界的にも寿命を縮めてしまうことが証明されています。

では、座りっぱなしの時間が長いと人体にどのような影響があるのでしょうか?

そして、その改善策をご紹介します。

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筋肉のバランス低下

人は立っているだけで、バランスをとるために全身の筋肉に適度な負荷をかけています。

◎憎帽筋(首)

◎腹筋

◎背筋

◎大腿四頭筋(脚)

これだけの筋肉が、立っている時は使われていますが、座っているときにはこの筋肉はほぼ使われることはありません。

さらに、背もたれに寄りかかりながらは、完全にバランスを取る必要が無くなり、全身の筋肉が使われなくなります。

筋肉量は30代がピークとなり、その量は加齢とともにどんどん減少していきます。

この現象を「サルコペニア」と言い、骨折や転倒をしたり、寝たきりになります。

座り続けることは、「寝たきり」の状態と言っても過言ではありません。

下半身の筋肉が大病の引き金に!

立ったり歩いたりすることで、バランスを取るために全身の筋肉が使われていて、筋肉は血液中の糖や中性脂肪をエネルギーとして消費します。

特に、下半身の筋肉(大腿四頭筋)が糖や中性脂肪をエネルギーとして大量に消費してくれます。

座り過ぎで、下半身の筋肉が使われないと、糖や中性脂肪が血液中で増加し、糖尿病脂質異常症になる可能性があります。

座っているだけなのに、それが長い時間続くと大変な病気につながってしまうのです。

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血流の低下

足からの血液を心臓に戻すための血管を「大腿静脈」と言います。

立っているときは通常通り流れる血液が、座りっぱなしの状態だと股関節周りの血管が圧迫され、足から心臓へ戻る血液が滞ってしまいます。

足の血流が悪くなると、血液が滞り血栓が出来やすくなるので、「肺血栓塞栓症」につながる可能性があります。

「肺血栓塞栓症」を別名で「エコノミークラス症候群」と言います。

この「エコノミークラス症候群」という名前は、聞いたことがあるかと思いますが、飛行機に乗っているときや、車の中で過ごした時などに起きてしまう症状です。

飛行機に乗ってなくても、車内に閉じこもってなくも、座り続けることで起こりうる症状なのです。

血流が悪くなり、血栓ができてしまうと、その血栓が動脈を通って肺に詰まり症状が出ます。

主な症状は、息苦しさや胸の痛みです。

脳の働きが低下

脳は全身の筋肉に指令を出して動かしています。

座りすぎで足の血流が悪くなると、全身の血流も悪くなり、脳の血流にも悪影響が起こります。

全身の筋肉に指令を出さなくなり、認知機能が低下し「認知症」の恐れがあります。

座りっぱなしで、脳本来の働きが低下してしまうのです。

座りっぱなしでも健康被害を回避する対策

デスクワークなどで、なかなか立てない人も多いかと思います。

そこで、椅子に座ったままでも出来る対策は!

かかと上げ下げ

「ふくらはぎ」は第二の心臓と呼ばれている部分であり、動かすことでポンプのような働きをしてくれます。

足からの血液を心臓へと力強く押し戻してくれるので、血流がアップし座り過ぎによる健康被害を回避できる可能性が高くなります。

何かしら足を動かすだけでも効果はありますが、かかと上げ下げが一番効果的です。

椅子に座ったまま、体勢も変えずにいつでも出来るので、おススメです。

血流を戻すためには◎20分に一度

◎30秒が目安

血流が良くなって、むくみ予防にもなります。

水分補給

体内の水分が失われると、血液の濃度が上がり、血流が悪くなってしまいます。

喉が渇いていなくても、適度な水分補給を心がけることが大切です。

オススメ出来ない座り方

椅子ではなく、あぐらで過ごす人も多いかと思いますが、座ってあぐらをする体勢は関節を大きく曲げる行為で、ひざの血管・股関節周りの血管を圧迫します。

血流がとても悪くなる座り方なので、長時間のあぐらは控えたほうがいいでしょう。

◎少なくとも、30分に一度は立って、身体を動かす

◎リモコンをTV台に置いて、家の中でも立つようなルール作り

など・・・

座りっぱなしを回避する対策を、決めるのもいいかもしれませんね。

まとめ

立っているだけで多くの筋肉が使われているんですね。

座りっぱなしを回避する為なのか、立ちながらパソコンを使う企業も多くあるそうです。

ついつい、真面目に仕事をして座りっぱなし日もあるかもしれませんが、最低でも30分に1度は立ったり、ふくらはぎを動かしたりしましょう。

それだけで、多くの健康被害を回避できるかもしれません。

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