冬の食べ物の定番と言えば、ブリ!
産卵の為にたくさんの栄養を食べているブリは、脂がたっぷりのっていて口の中で広がる旨味がたまりません。
お刺身はもちろん、照り焼き・ブリしゃぶ、ブリ大根と、食べ方も豊富な冬魚の王様と言ってもいいでしょう。
そんな脂と旨味がたっぷりなブリですが、意外に調理が難しかったりしますよね…。
臭みが残ってしまったり、パサパサになってしまったりと、失敗も多い食材の1つです。
今回は「ソレダメ」で放送していた、ブリの照り焼きをふっくらジューシーに焼くコツをご紹介します。
スーパーで選ぶブリの見分け方
ブリには内臓脂肪を付きにくくし、血液サラサラ効果も期待できるDHA・EPAがたっぷり含まれています。
健康にとてもいい食材ですが、スーパーで選ぶブリの切身は、色合いがとても重要です。
画像のように、上の方の赤い部分を血合いと言いますが、この部分が茶色かったり黒ずんでいると新鮮ではありません。
また、皮の色はハリがあってツヤツヤのものが鮮度がいいです。
血合いの色 | 皮の色 | |
鮮度が良いブリ | 赤みがある | ハリがありツヤツヤ |
鮮度が悪いブリ | 黒ずんでいる | ハリ・ツヤが無い |
鮮度が良いブリを選ぶこともとても重要なので、買うときの目安にしてみてください。
「ブリの照り焼き」簡単ふっくらレシピ
ブリの照り焼きは簡単なようで奥が深い、そんなレシピの1つです。
生臭さが残ってしまったり、タレを煮詰めすぎて焦げてしまったり、焼きすぎて身がパサパサになってしまったりと、仕上がりに満足できないことも多いかと思います。
そんなブリの照り焼きを、簡単に美味しく作れるレシピとコツをご紹介します。
① | ブリの切り身に軽く塩を振って5分置く | ※塩を振ることで臭みの水分が出てきて旨味が凝縮されます。 |
② | ブリから水分が出るので、キッチンペーパーで拭き取る | ※水で洗い流す必要はありません。 |
③ | ブリ全体に、軽く小麦粉をまぶす | ※小麦粉をまぶすことで、コーティングされ、水分を閉じ込め柔らかくふっくら仕上がります。 |
④ | フライパンで両面に少し焦げ目が付くまで焼く | |
⑤ | すき焼きのタレを別の小鍋で煮詰める | ※すき焼きのタレには各調味料がバランスよく配合されています。
煮詰めて濃度を増すだけでブリの照り焼きにとても合うタレが仕上がり、小麦粉でコーティングされた部分にタレがよく絡みます。 |
⑥ | 焼いたブリに煮詰めたタレを絡めて完成 |
面倒な下処理は無く、調味料もすき焼きのタレ一つだけなので、とても簡単でふっくらジューシーに仕上がります。
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まとめ
今回はブリの照り焼き簡単ふっくらレシピをご紹介させていただきました。
コツと言っても、とても簡単なことでふっくら仕上がるので、ぜひ試してみてください。
ちなみにブリはお刺身もとても美味しいですが、ワサビ醤油ではなく唐辛子醤油も美味しいです。
ただ、試してみたらブリの脂で辛みをほとんど感じなかったので、結構な量を入れてみても良いかもしれません。
唐辛子はブリの旨味と脂をしっかりと引き立ててくれるので、機会があればこちらも試してみてください。